【インタビュー】フィールド監修 彌永秀一さん

【インタビュー】フィールド監修 彌永秀一さん 2024.05.10

(インタビュー全文は、近日公開予定です)

「この土地に水が流れることで、外界とのつながりが再び生まれ、生態系が豊かになっていくことを願います。
その流れはきっと鉄道と里山との関係にも通じていることでしょう」

さとローグの敷地と周囲の環境に、双方向の関わり合いができたらいいなと思っています。ここにまた水が流れ始めたら、今は溜まっている泥も徐々になくなって、ビオトープの水質も良くなってくると思うんです。入口を整えることでいろいろな生物も流れ着いて、敷地の中の生態系に入ってくるかもしれない。水はその通り道なんですよね。電車もそうですよね。一方通行ではなくて、行ったり来たり。水も空から来て川をめぐってまた空へ戻っていく。外界と行ったり来たりという自然な関係性が、時に訪れる人の目も楽しませてくれるだろうし、小さな関わりが少しずつつながって、良い循環が生まれるきっかけになればと思いながら庭を整備しています。しかもそんな庭を、この地域に移住した若い方たちが運営していくなんて、なんかいい話じゃないですか。

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