東京うこっけい・伊藤 彰さん(伊藤養鶏場)

東京うこっけい・伊藤 彰さん(伊藤養鶏場) 2025.12.25

 立川の伊藤養鶏場内の建物の一室。
「東京うこっけい」の雛たちが、一生懸命餌をつついている。扉を開けると、ふわりと温かい空気が流れ出る。まだ体温調節がうまくできない幼雛期の雛たちは、24時間体制で、2時間おきに見守られながら大切に育てられる。その隣には、成鶏たちの鶏舎が。ちょうど産み始めの小さな烏骨鶏の卵がちらほら見える。
 伊藤養鶏場では生後すぐの雛から引き取る。体づくりから鶏と関わるためだ。日齢に合わせ、独自の配合で餌を調整し、体の内側から吸収力を高める。健康体なため成長スピードが早く、必要になるワクチンも少ない。育雛率はほぼ100%* だという。雛から関わり、最期にお肉にするまで命に責任を持つ。それがこだわりだ。日本ではなぜ、生卵をこんなにおいしく食べられるのか、伊藤養鶏場を見学するとその理由が分かる。日本のすごい技術、立川にあり。

*育雛率:雛の生存率。「~100%」とは、雛の購入時、余剰分として何羽か余分に納品された個体を差し引かない割合。

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